引っ越しをしたいけど、お気に入りの家具が壊れないか心配
高い家電があるから、保障について知っておきたい
万が一の保障も付いているとは言え、『どこまで保障してもらえるの』とお考えの方必見!
家財の破損以外にも、引越しにはさまざまなトラブルがあります。
引越しはどのようなトラブルがあり、その際にどのような対応で保障してもらえるのかをご説明します。
過去20年以上の引越経験から傾向と対策をご紹介し、引越しを経験したことがある方も、初めての引越しの方もご覧いただける内容となっています。
- 引越し作業中に家財を壊された時の保障内容
- 予定時間に来ない時の対応
- 引越し当日に追加料金が発生する場合がある。
- 作業内容やスタッフに不満を回避する方法
※以上のことが事が分かります。
事前に知っておけば、未然に防げるトラブルもあるので是非参考にしてお役立て下さい。
トラブルの対処法は、各会社によって異なりますが
一般的に良くある事例を1つの例として今回はご紹介します。
家具・家電が壊された!
引越し中に家具や家電が壊された時は、どうなるのか心配ですよね。
作業員による過失の場合は引越会社が保障してくれます。
しかし破損内容によっては保障してもらえないケースもあるので、ここでは具体的にご説明します。
壊された時は新品交換?それとも修理?
保障の基本は修理での対応がよくある事例です。
今持っている家財が新品ではなく、
ある程度使用してる為、引越し当日時点での
資産価値で保証するという考えになります。
(※安価なモノは除く)
- 修理で対応
- 引越し終了後、持ち帰って修理
- 後日、訪問して修理
- 代替え品で対応
- 家電なら同じ型番の物
- 家具なら購入した店で同じ物
- 修理・代替え品が無い場合
- 引越日現在の資産価値の賠償金
※一般的にこのような対応があります。
家具が壊された時は、状況に応じて修理で対応します。
万が一修理ができない時は、代替え品もしくは賠償金で対応になります。
詳しくはこちらでご説明します。
家具が壊れた
家具が壊された時は、状況に応じて修理で対応します。
タンスを例に説明すると、タンスの天板や底板の角などが擦れて傷ついた場合は、出張修理が多いです。
また同じタンスでも引き出しでは、その部分だけ持ち帰り後日、修理が終てからのお届けになります。
万が一修理ができない時は、代替え品もしくは賠償金で対応になり、その場合は引越し当日時点での資産価値での金額となる事が多いようです。
家電が壊れた時
外損があるか無いかが、保障に大きく関わってきます。
外損がなく内部の問題の場合、『例えば冷蔵庫が冷えない』
『洗濯機から異音がする』など、見た目は何もなくても
引越し前にはなかった異常が引越し後に出てきた時に、それを証明するのは難しく
その為外損があるか無いかが重要になります。
明らかにおかしい場合は、家電メーカーに調べてもらう事もできます。
引越し前には写真を撮っておく
破損によるトラブルは明らかに目の前で壊したり、ひと目見て『壊したな』とハッキリ分かる場合を除き
引越業者と揉めてしまう事もあるので、事前にトラブルを回避するためにも
あらかじめ、壊しやすいモノを写真などに撮ってトラブルにならないように準備しておく事が大切です。
引っ越しの時に壊れやすい物はリストにまとめておいたので、ご活用ください。
ドラム洗濯機 | プラモデル・フィギュア | キャスター | パソコン | |
---|---|---|---|---|
破損 要因 | 固定ボルトをしないで運ぶと 異音がする事がある | 購入時の箱などでない限り 壊れやすい | 衣装ケースなどに中身が入っていると 壊れやすい | 振動により 起動しなくなる |
保障有無 | 作業員の固定ボルトのつけ忘れだと保障有り 固定ボルトを失くしてしまった場合は保障無し | 落としたり、踏み潰したりしない限り保障無し 数量限定や廃盤などの希少性が高いものは自分で運びましょう。 | 保障あり 事前に壊れていない事を証明する必要があるので 引越し前に写真を撮っておきましょう。 | 内部保障は無し 自分で運ぶかバックアップをとりましょう。 |
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
予定の時間に来なかった
約束の時間に来ないなんてあるの?
意外かもしれませんが、時間ピッタリに来ることはありません。
時間どうりに来るのは最初の1件目だけで、それ以降の午後からの引越しは予定が崩れやすいです。
予定時間が過ぎると、本当に来るのか不安になりますよね。
しかし予定時間に遅れそうな時は、事前に連絡があり
スタートが遅れた時も作業員を増やすなどの対策も各引越会社で色々と対応策があるので安心して下さい。
遅れる原因
そもそも何故、時間通りに来ないのか。それは前の引越しの影響を大きく受けてしまうからです。
- 前の引越しが荷造りが終わっていなかった
- タンスが新居に入らず、外から吊り上げ作業をおこなった
- 新居の鍵を事前に受けとっていなかったなど
その他にも、引越し作業の為のエレベーターの予約時間に行き違えがあったり
新居の鍵を間違ってダンボールに詰めてしまったりと、さまざまな事が引越しには起こります。
予定時間が遅れた時の対策例
引越会社は余裕を持って予定を立てていますが、引越しにイレギュラーはつきものです。
予定時間に遅れる可能性がある時は、事前に引越会社から連絡がきます。
対策としても本来予定していた作業員の代わりに、早く作業が終わった別チームが対応したり、別のチームが応援に駆けつけて、作業員を増やし遅れを取り戻すなどの対策があります。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
追加料金が発生した
引越し当日に追加料金が発生する事があり、主に追加工事やクレーン車による吊り上げ作業などがあります。
エアコン移設
エアコンの引越しは一番追加料金が発生しやすいです。
理由としては配管の劣化が原因で、交換しないと新居で取り付けれない事があるからです。
エアコンの配管は新居の間取りに応じて、曲げたり伸ばしたりして加工しなくてはいけません。
配管が劣化していると、折れたりヒビが入って使えなくなる事から、新品交換が必要になってくるからです。
クレーン車が必要になった
新居の玄関や階段が狭くて、大型家具が入らない時には、ベランダや窓から吊り上げ作業をする事があります。
吊り上げ作業では、マンションの高層階や隣り近所が密接しているなどの理由から、手作業で吊り上げができない場合があります。
そう言った状況が当日発生した時は、後日クレーン車を使って搬入する事があります。
不用品の処分をお願いする
引越しに向けて荷造りをしていると『やっぱりこれはいらないな〜』なんて事もよくあります。
いらない物の処分が引越し日までに間に合わない時は、当日相談してみると対応してくれる引越業者もあります。
そう言った場合は追加で処分代が発生します。
気になる事があれば訪問見積もりで
引越し見積りには、電話やネットで完結する見積もり方法と対面での訪問見積もりがあります。
荷物量が多かったり、キッチンが2階などの方は訪問してもらい相談する事をオススメします。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
作業内容・スタッフの不満
引越し当日の最も怖いトラブルは、荷物がトラックに載りきらないことです。
事前に訪問してもらい荷物を確認しているにも関わらず、荷物が全て載りきらないトラブルも稀にあり、急きょトラックと作業員を増やしバタバタするといったケースもあります。
また引越し繁忙期などは不慣れなアルバイトも多く、荷物の扱いが雑に見えることもあり不満を感じる事があるかもしれません。
このようなトラブルを回避するには、事前に引越業者に確認しておくことで不要なトラブルを避ける事ができます。
居所(住んでいる所)あるいは事業場を構えた所など、一定の場所からその機能、家財、機材その他の動産を別所へ移動させることが引越しと呼ばれる行為である。
引越しを特に重要かつ重大な作業としない文化もある。遊牧民においては、引っ越しは通常の作業である。そのような文化では、家屋そのものも、家具も移動が簡単なようになっている。
引越しをするということは何らかの事情があり、その理由は以下のように「自らの意思で引越したい自発的理由」と「自らの意思でないものの、やむなく引越さなければならない非自発的理由」とに分かれる。また引っ越しをする事情によっては、引っ越しをすることを周囲に公表しない場合もある(夜逃げ)。
Wikipediaより引用
当日、トラックに載りきらなかった
荷物がトラックに載りきらないと言うトラブルも時々あります。
これは少しでも料金を安くする為に、荷物の量をギリギリで見積もる【お客さまの事を思って】の営業努力が裏目に出てしまった事や、電話やネットなどの非対面の見積りによる荷物の申告漏れなどがあげられます。
また自転車や観葉植物など積み重ならないものが沢山あると、それだけでトラックのスペースを取られてしまい、載りきらない事もあります。
頑張っているのは分かるが、臭いが
汗臭さや、足の臭いがキツいのも時々あるトラブルです。
右のグラフのように、『運動のとき』や『仕事をしているとき』などは特にニオイが気になるようです。
引越し作業は仕事が運動みたいなものなので、汗からくる体臭は気になるところです。
靴下を履き替えるなどの、臭い対策をしている会社も多く見られますが、職業柄どうしても汗からくる臭いはある程度妥協しなくてはいけないのかもしれません。
荷物の扱いが雑
引越し繁忙期などに、多くの学生の新人アルバイトや不慣れな人材派遣の方がいる時期は荷扱いが雑になりがちです。
一生懸命に頑張ってはいるのですが、慣れていないと疲れから注意力が散漫になり雑に感じることがあるかもしれません。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
まとめ:
引越しには、さまざまなトラブルが潜んでいます。
知っておくだけで未然に防げるトラブルもありますし、準備さえしておけば万が一の時にスムーズに保障を受けられる事もできますので、是非この記事を参考にしていただければと思います。
またトラブル回避のために、引越し見積もりの時は訪問してもらい、料金を安くするためにも必ず複数の引越会社を呼び、保障内容や荷物の物量などを色々と相談してみてください。
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